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真田出陣ねぷたの製作

日本一(ひのもといち)の夏まつり

 真田氏は上田地域にとって歴史的な大きな遺産であり、今後後世に伝えるべき新たなイベントとして「真田出陣ねぷた」が実行委員会により計画され下記日程でお祭りが開催されます。
今回実行委員会より組合にその「ねぷた作製』2基依頼があり、組合では社会貢献活動と位置づけて作製のお手伝いをしました。
ねぷた本体は鉄骨での骨組みの為、組合員の方で鉄骨業に携わる方々に作製の説明会を設け、その中より入札(6月2日)により作製していただく事業所(アイアン工業)を決定し、6月4日に弘前と友好が
あり「尾嶋ねぷた」として祭りを実行している群馬県太田市に伺い、実物を見て6月中旬より作製を開始しました。鉄骨は7月9日に海野町交差点の旧一富士跡地で組み立てます。
その後組合の東信支部の電気やさんの協力でねぷたの電灯配線がされ、8月上旬に和紙で作った武者絵貼りがされ完成となります。
大きさは巾が約6m、奥行き2.4m、高さが伸縮時約5m伸ばした時に約7.5mと巨大なものとなります。
当組合では「真田出陣ねぷた」の製作を任されて、作製に着手しました。

 

真田出陣ねぷた祭り

日  時   
8月6日(金曜日) 17:00〜18:00 幸村の心を語る 
                                19:00〜21:00 戦国トークショー
8月8日(日曜日) 15:00〜21:00   真田出陣ねぷた
                        18:00〜               出陣の儀
場  所  海野町交差点から出陣します。
参加者   真田木遣隊、真田大かぶと隊、真田太鼓隊、
                  真田引き御輿隊、真田甲冑隊、
                  真田大凧隊、真田鉄砲隊、真田忍者隊、武
                 道隊、ふるさと隊、小荷駄隊・・・etc
 

こちらでねぷたが上下する出陣ねぷたの動画が観れます。

「日本一の夏まつり」のフィナーレを飾る、勇壮な太鼓連による「帰陣の儀」の動画です。

製作中の様子や当日の動画はこちらの、上田ケーブルビジョン(UCV)で観られます

   

 

 

 
製作中の動画がこちら(UCV上田ケーブルビジョン)よりごらんに慣れます。

製作状況

6月16日
工場では材料が揃ったものから、加工を始めています。

6月16日
右の写真は、架台部分(下に車輪がつきます)が二つ重ねになっています。

6月16日
中心部分の骨組みです。(2台分あります)

6月16日
車輪部分です。

6月16日
タイヤホイールは一人前にアルミです。
1年に1回しか使わないんですが、新品のタイヤを用意しました。

 6月22日
向こうに積んである左側が本体の柱部分になります。
この中に、電動チェーンブロックを装備して、右側においてある箱型部分を上下します。
又、手前で作製中の物が「開き部分」の一面です。
 

 

 6月22日
作製中の『開き部分です』
壁に立てかけてある半円形の部材が、「扇部分」の部材です。

 

 6月26日
「扇部分」の右側の一部です。
この部分だけでも結構大きいです。

 

6月26日
「扇部分」を横から。

 6月26日
チェーンの向こう側にあるのが「扇部分』の上部に人が乗って操作する台です。
上の写真の上部に取り付けられます。
まだまだ、部分的にしか出来上がっていませんが、来週末(7月5日)あたりには全体を試し組みになりそうです。

 

 7月6日
ほぼ「ねぷた」が完成し、今日は仮組です。
この写真は、縮めた状況です。

7月6日
まつりの当日は、写真のようにね「ねぷた」本体に4名が乗ります。
この後、解体して7月9日に海野町交差点の駐車場で組立となります。

 7月9日
今日は現地で組み立てです。
昨日運び入れた部材を朝から組立ました。

 

 7月9日
昨日のように暑くもなく、曇天で作業もはかどりそうです。

 

7月9日
骨組みは完成しました。
今後、下地のワイヤー貼りと照明器具の取り付けです。

7月17日
足場に懸垂幕が取り付けられました。
巾1.8m 高さ7.2mです。

7月20日
今日は証明器具の取り付けです。
9名で1日がかりで取り付けましたが、まだ全部は無理です。
40Wの白熱電球が180個取り付けられます。

 

 

 
 


 


弘前ねぷたの起源・歴史

ねぷたまつりの由来はさまざまあるが、(定説)江戸時代元禄期の後半からの「七夕祭りの松明流し・精霊流し・眠り流し」や「盆灯籠」などが融合変化し、現在の華麗なねぷた発展してきた。



青森ねぶたとの違い
 

弘前のねぷたが「neputa」であるのに対し、青森のねぶたは、「nebuta」と発音が違うが、これは1980年(昭和55年)の国の重要無形民俗文化財に指定されてから。
弘前ねぷたは1日開始なのに対し、青森ねぶたは2日開始であるのは、弘前は「出陣」で、青森は「凱旋」であるためで、順序は青森が弘前の後になる、と言われている。(ウィキペディアより)